入社のきっかけ
私は高校生の2004年頃からアルバイトとして、ノース店で5年間お世話になりお花の事が大好きになっていました。
インテリア専門学校に通っていた私は卒業後、インテリアの会社へ一旦入社しましたが、お花の仕事の楽しさが忘れられなくて、一年後学生時代お世話になった店長に相談しフラワーショップいしざかへ入社させて頂きました。
一生お花の仕事をするにあたり、プロとして自分はまだまだと思っていたので、社内で開催される研修や勉強会にも積極的に参加し、技術や知識を向上させることが必要と思い、いちから学び2011年から発寒店で1年間店長を経験し2012年から現在の北24条店に勤務しています。
お客様に喜んで頂くには毎日が勉強
お花作りでは似ている形はありますが、同じ形のお花はありませんし、お客様も十人十色で同じ状況で作ることが一度もないのが日々の勉強ですね。
仕入れについても、本社から店舗で発注を任されているので、2年前から会社で発注システムが導入されて新しい品種や珍しい花、鮮度の良い産地のものを積極的に仕入れています。
また、お花は生ものなので鮮度管理には一番気を付けています。
ご購入いただいた綺麗なお花が数日で元気がなくなるのはお客様に悲しい気持ちにさせてしまいますし、大変失礼な事なのでお花のプロとしてあってはならないと思っています。
北24条店ではお花の鮮度を保つために細目に花出しを行い、陳列方法も店舗スタッフと手に取りやすさを考え配置したり、色合を工夫し、お客様に楽しんで頂けるよう心掛けています。
それが結果的にお客様からは、他店に比べ珍しいお花や種類が多いからお買い物が楽しくて、特別な日以外も購入いただいているようです。
大切にしていること
一つは接客についでです。
接客については会社で特に厳しく言われています。
お客様に親しみをもって頂けるよう笑顔を絶やさないこと、お客様の声に耳を傾け、常連さんには挨拶をするよう心掛けています。
最近はお客様と世間話をすることも増えて地域の方とコミュニケーションが取れてきたと感じています。
私は営業部主任として、北24条店と苗穂店、山の手店の担当でもあり三店舗を管理しているので、全ての店舗スタッフには私が不在のときでも業務が滞ることのないようホウレンソウ「報告・連絡・相談」をまめにおこないコミュニケーションを欠かさず情報の共有をしています。
いしざかは、アットホームな社風ですが、スタッフ一人一人の自主性を育てる意味で一定の権限を与えて頂き、地域に合わせた店舗運営を行っています。自由だと思われるかもしれませんが、日ごろから花のロスを出さない事、目標数字への責任感、お客様に愛される店作り等、あげればきりがありませんが、パート、社員関係なくスタッフ全員がお店の事を大切に思っているから、会社からの信頼を得られてると思います。
もう一つはスタッフの育成です。
まずは自分が見本となるよう常に行動することを心掛けています。
そして、スタッフ一人一人の自主性を育てるため、一から十まで丁寧に教えるということはあまりしません。もちろん、困っていたり悩んでいる様子を見つけると声をかけ、相談に乗ったりアドバイスをしますが、指示待ちになってしまわないよう常に意識しています。
そうすることで、自ら判断する力がつき、早い段階から責任ある仕事を安心して任せられるようになるからです。
花は「心」や「時間」に潤いを与えてくれて、やりがいが溢れている仕事です。
彩りのあるお客様の生活を応援し続けられるよう店舗間で切磋琢磨しお客様に愛されるお店を目指します。